■日経平均 (終値)1万2239円66銭(75円15銭安)
■TOPIX(終値)1031.42ポイント(4.48ポイント安)
■出来高(東証1部)29億9700万株
13日後場の東京株式市場は、引き続き材料株物色が活発。対ユーロで円高基調のため、輸出関連株は高い銘柄、安い銘柄が混在したものの、政府保有株の売却価格などが11日までに確定したJT<2914>(東1)は7.2%高となって売買代金トップ。含み資産株が軒並み高となり、ヤマタネ<9305>(東1)など倉庫株が軒並み高値。日本海洋掘削<1606>(東1)はメタンハイドレートの海底ガス採掘に世界で初めて成功との昨日報道を材料に代金2位の活況となり3.9%高。鉱研工業<6297>(JQS)は2日続けてストップ高。
本日、新規上場のオイシックス<3182>(東マ)は前後場とも買い気配のまま売買が成立せず、大引けは公開価格1200円の2.3倍の2760円の気配。通販サイト「オイシックス・ドット・コム」で生鮮食品や加工食品の定期宅配サービスを展開。
上場2日目のソフトマックス<3671>(東マ)は後場寄り後に公開価格1300円の4.2倍になる5510円で売買が成立し、上場2日目で初値。電子カルテシステムの開発製造などを展開。
東証1部の出来高概算は29億9700万株。売買代金は2兆2132億円。1部上場1704銘柄のうち、値上がり銘柄数は664(前引けは650)銘柄、値下がり銘柄数は924(前引けは895)銘柄。
東証33業種別指数は7業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、食料品、空運、倉庫・運輸、その他製品、鉄鋼など。半面、値下がりした業種は、ゴム製品、電力・ガス、小売り、陸運、水産・農林、などだった。
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2013年03月13日