
会社側は13年3月期業績について、省エネニーズに対応した制御関連機器やマテハン関連機器などの販売拡大のほか、東南アジアで工作機械が堅調、太陽光発電システムや省エネ型空調機器など環境対応商品の販売拡大で、売上高は4100億円(前期比3.3%増)、営業利益は75億円(同13.1%増)、経常利益は75億円(同11.7%増)、純利益は50億円(同19.0%増)と2ケタ増益、2001年3月期以来12年ぶりの純益最高益更新を見込んでいる。四季報では、13年3月期会社計画を支持、続く14年3月期も2ケタ増益が続くと観測。14日現在、東証1部全銘柄の今期予想PER21.66倍に対して同社株は9倍台と割安感が顕著となっている。
株価は、昨年10月11日安値122円を底に、上昇トレンドを継続。日足では25日移動平均線、週足では13週移動平均線、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、一段と騰勢を強める可能性が高く、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
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