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2013年03月21日

【狙い場・買い場】好業績のビー・エム・エルは09年12月の高値2930円へ

狙い場・買い場 受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)に注目したい。株価は好業績見通しを評価して高値圏で推移している。今期(13年3月期)業績の増額の可能性があり、上値追いが期待されるだろう。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比3.0%増の950億円、営業利益が同28.3%増の68億円、経常利益が同33.9%増の70億円、純利益が同54.7%増の37億円としている。医療情報システム事業がやや低調だが、臨床検査事業が新規顧客開拓などで好調である。北海道の子会社を統合した第一岸本臨床検査センターの収益改善や、前期に発生した一時的費用の一巡も寄与する模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(4〜12月期)の進捗率は、売上高が76.0%、営業利益が85.0%、経常利益が85.0%、純利益が85.3%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 主力の臨床検査事業ではクリニック市場の開拓とともに、M&Aも活用して検査ラボの全国展開や規模拡大を推進している。さらに北海道、本州、九州での子会社統合などによる収益改善進んでいる模様だ。食品衛生事業では、腸内細菌検査の受託数量増加や食品衛生コンサルティングの新規受注が進んでいる模様であり、中期的な成長が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、2月7日に発表した第3四半期累計業績を評価する形で動意付いた。2月14日には2590円まで急騰して10年1月の2585円を一気に突破した。その後一旦は反落したが、足元では水準を切り上げて高値圏2500円近辺で推移している。今期好業績見通しや増額の可能性を評価する動きだろう。3月19日終値2489円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS174円24銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2248円93銭で算出)は1.1倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線をサポートラインとして水準を切り上げている。テクニカル面での過熱感はなく、今期好業績見通しや増額の可能性を評価して上値追いの展開が期待されるだろう。09年12月の高値2930円が視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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