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2013年03月28日

【狙い場・買い場】SJIの今期営業利益2.6倍、子会社が寄与、好チャート

狙い場・買い場 システム開発のSJI<2315>(JQS)に注目したい。株価は出遅れ感が強く、水準訂正で出直りが期待されそうだ。

 今期(13年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比34.4%増の280億円、営業利益が同2.6倍の30億円、経常利益が同36.3%増の25億円、純利益が同62.3%減の3億円としている。中国事業を強化するため12年7月に子会社化したSinoCom(香港市場上場)の7〜9月期業績が第3四半期(10〜12月期)連結業績から反映し、SinoCom買収費用や採用増に伴う販管費増加などを吸収して営業損益の改善を見込んでいる。純利益は繰延税金資産取り崩しによる法人税増加がマイナス要因となる模様だ。第3四半期累計(4〜12月期)の状況を見ると、国内のシステム開発事業では金融機関向け大型案件の受注が遅れ、海外の石油化学エンジニアリングサービス事業では顧客都合により検収遅れが発生している模様だが、海外のシステム開発事業でのオフショア開発が順調な模様である。

 中期戦略として、医療カルテシステムや人工透析支援システムなど、成長期待が強い医療情報システム分野を強化しており、昨年12月27日には介護システム事業のCare Online社を子会社化することも発表している。連携を強化して受注拡大を図る方針だ。

 株価の動きを見ると、3月に入って水準を切り上げる動きを強め、3月11日には1万1600円まで上値を伸ばして、1月29日の1万990円を上抜けた。その後は上げ一服の形だが、1万円台を維持している。3月27日の終値1万120円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS363円25銭で算出)は28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間200円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万6484円66銭で算出)は0.6倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して再動意のタイミングのようだ。出遅れ感も強いだけに、水準訂正で出直りの動きを強める展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)

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