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2013年03月30日

【株式評論家の視点】シグマ光機は5月の配当取りで、利回り3%台後半、5月ドイツ光学技術展も注目

<この銘柄ここに注目>

株式評論家の視点 レーザ用要素部品で国内業界のリーディング・カンパニーであるシグマ光機<7713>(JQS)は、5月期末を意識し堅調展開が期待される。

 足元の業績、光学素子要素部品など要素部品事業は海外メーカーとのコスト競争が響き低調、光学システム製品事業も国内企業の新規設備投資、研究開発投資の慎重な動きが響き低調で、13年5月期売上高65億9000万円(前期比5.2%減)、営業利益3億8000万円(同11.2%減)、経常利益4億7000万円(同16.5%減)、純利益は2億4000万円(同12.1%減)を見込んでいるが、14年5月期は増収増益と上向くと観測されている。

 5月にドイツで開催される国際光学技術・部品・システム・アプリケーション専門見本市への出展やバイオ業界向けの自動位置決め装置や医療分野、通信分野向けの光学素子製品に対する期待感がある。PBR0.58倍と割り負け、年間配当は30円(期末15円、11月中間期15円)を予定し、配当利回り3.77%と利回り妙味が増す。

 株価は、700円割れで下値を固めた感があり、4月5日に予定される13年5月期第3四半期決算後も5月配当権利取りを意識し押し目買い優位に底堅い動きが続くと予想される。昨年5月高値864円抜けとなれば、中長期では4ケタ大台を目指す可能性はあるだろう。(株式評論家・信濃川)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:01 | 株式評論家の視点