
同社は、繊維事業、不動産活用事業(商業施設・不動産賃貸、ビルメンテナンス、ゴルフ練習場運営)、その他の事業(ギフト事業、緑化事業)を運営しているが、直近13年3月期第3四半期の営業利益は9億5000万円(前年同期比16.8%減)と減益着地だが、その内、商業施設・不動産賃貸事業が8億0500万円(同6.4%減)と約85%を占め、イオンモール川口、イオンモール川口前川等のイオンモールへ一括賃貸をはじめとした不動産活用していることが、見直される可能性が高い。また、今年3月に同社の連結子会社が運営する自動車教習所の事業廃止で、減損処理を行う予定だが、跡地での不動産活用など転用が期待される状況となっている。
株価は、週足では13週移動平均線をサポートラインに上昇。月足でも9カ月移動平均線が24カ月移動平均線上抜き、上昇基調を堅持にしている。PBR0.76倍と割り負け、不動産関連物色の流れに乗と予想されることから、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)
◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!