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2013年04月12日

【狙い場・買い場】キーウェアソリューションズは13週線で底打ち、収益向上顕著、出直りへ

狙い場・買い場 システム開発のキーウェアソリューションズ<3799>(東2)に注目したい。株価は戻り高値圏から一旦は反落したが、13週移動平均線がサポートラインとなって出直り態勢のようだ。

 システム開発事業、システムインテグレーション事業、ITサービス事業などを主力として、ERP分野、セキュリティ分野、医療分野も強化している。前期(13年3月期)連結業績は、公共関連やネットワーク関連のシステム開発が堅調で、事業構造改革効果も寄与して営業黒字化の模様だ。今期(14年3月期)についても、前期の好調な受注が寄与して一段の収益改善が期待されるだろう。決算発表は5月14日の予定である。

 なお3月21日には、事業構造改革の一環として「特許事務管理システムPATASシリーズ」を事業譲渡すると発表している。経営資源の集中によって効率的な事業展開を推進する模様だ。

 株価の動きを見ると、12年8月と10月の201円をボトムとして、水準を切り上げる展開を継続している。3月19日には戻り高値となる410円まで上値を伸ばして11年1月の418円に接近した。その後一旦は反落して3月29日と4月3日の331円まで調整したが、足元では350円〜360円近辺に戻して再動意の構えを見せている。今期収益改善に対する期待を強める動きだろう。4月11日の終値355円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS37円85銭で算出)は9〜10倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS586円60銭で算出)は0.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発態勢を強めている。サポートラインを確認した形であり、強基調の展開だろう。月足チャートで見ても上昇トレンドへの転換を鮮明にしているだけに、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | 注目銘柄