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2013年05月09日

【狙い場・買い場】陽光都市開発、4月高値からの調整ほぼ終了、収益構造転換

狙い場・買い場 陽光都市開発<8946>(JQS)に注目したい。株価は急騰した4月高値から反落したが、足元では短期調整一巡感を強めてきた。再動意のタイミングが接近しているようだ。

 主力だった投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小し、不動産管理・賃貸・仲介事業の「ストック型フィービジネス」への事業構造転換を進めている。今期(13年12月期)連結業績見通しは、不動産販売予定物件がなく売上高が前期比33.9%減、営業利益が同16.1%減、経常利益が同19.7%減、純利益が同22.1%減と減収減益だが、不動産管理・賃貸・仲介事業は順調な模様である。また来期(14年12月期)以降の販売用物件確保に向けて事業用地の仕入れを進めるとしている。

 株価の動き(1月1日付で1株を100株に株式分割)を見ると、4月に動意付いて直前の120円台から4月9日の372円まで急騰した。その後は反落して概ね200円台半ばで推移しているが、足元では徐々に下値を切り上げている。短期調整が一巡して再動意の構えのようだ。5月8日の終値258円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6円80銭)は38倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS13円13銭)は20倍近辺である。

 週足チャートで見ると、4月高値で長い上ヒゲを付けたうえに過熱感を残している。しかし日足チャートで見ると、25日移動平均線が追い付いて目先的に調整一巡感を強めてきた。金融緩和メリットが支援材料であり、収益構造転換に向けた動きも評価材料だろう。5月10日に第1四半期(1〜3月)業績発表を予定しており、再動意の可能性がありそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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