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2013年05月17日

【引け後のリリース】ジオマテックは今期19%増益を見込み自社株買いも発表

■帯電防止膜などの増産体制を構築

引け後のリリース、明日の1本 導電膜などのジオマテック<6907>(JQS)は17日の大引け後に2013年3月期の決算と自己株の取得(自社株買い)を発表し、自社株買いは買い付け上限株数が55万株(発行済み株式総数の6.56%)、期間は13年5月20日から14年3月24日までとした。

 前3月期の連結決算は、売上高が前期比5.4%増加し、営業利益は同17.5%減少、純利益は同3.8%減少した。スマートフォン向け液晶パネル用帯電防止膜、タッチパネル用透明導電膜は、期後半にかけて受注が増加するなど回復傾向で推移したが、上期までが低調だった。1株純資産は2077円52銭。
 
 今期は主力製品である液晶パネル用帯電防止膜やタッチパネル用透明導電膜を中心とした販売活動に努めるとともに、その他のFPD用基板、光学機器用部品及びその他薄膜製品につきましても積極的な販売活動を展開。なお、主力製品につきましては、帯電防止膜用の生産ライン及びフィルム用ロール成膜装置を新たに導入し、増産体制を構築することで市場の要求に応える。

 連結業績予想は、売上高を8.9%増の107億円、営業利益を18.9%増の10億円、純利益は18.2%増の10億円、1株利益は119円29銭。

 株価は昨年10月の570円を下値に回復基調を続け、今年5月14日、15日に965円まで上げた。本日の終値は932円(19円高)。昨日、新興市場が全面安となった中でも、大引けにかけて大きく持ち直したため、地合いの強さが再認識された。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:12 | 株式投資ニュース