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2013年06月03日

【アナリストの眼】ストリーム株価は下値水準、パソコンや薄型テレビ厳しいがLED、ファッション関連堅調で今期は黒字へ

<業績&株価分析>

アナリストの眼 ストリーム<3071>(東マ)の株価は1月高値以降の調整局面だが、足元の水準はほぼ底値圏だろう。第1四半期(2月〜4月)の業績発表が接近して、反発の動きを強める可能性があるだろう。

 パソコンや家電製品などのネット通販事業を主力として、ベスト電器<8175>とのフランチャイズ契約見直しなどで、商品仕入れ・品揃えも強化している。

 今期(14年1月期)連結業績見通しは売上高が前期比0.9%増の228億25百万円で、営業利益が2億15百万円、経常利益が2億01百万円、純利益が1億36百万円の黒字化としている。パソコンや薄型テレビの販売は厳しい状況が続いているが、LED照明器具や一眼レフカメラ交換レンズなどは好調でファッション商品も堅調な模様である。評価損など一時的費用の一巡に加えて、商品仕入れ・品揃え強化や販管費削減など効果も寄与して収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、1月の戻り高値6万円から反落後は水準を切り下げて調整局面が続いている。5月30日には年初来安値となる4万5000円まで調整した。ただし12年2月の安値4万5000円に並んだことで、ほぼ底値圏に到達した形だろう。5月31日の終値4万6500円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS3432円47銭で算出)は13〜14倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万3657円09銭で算出)は3.4倍近辺である。

 11年11月の4万5700円、12年2月の4万5000円、そして13年5月30日の4万5000円で下値支持線の形となる。足元の水準はほぼ底値圏の可能性があり、反発のタイミングだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | アナリストの眼