
年初来高値は2月1日の286円で、この間、ほとんど相場がなかったことからシコリによる売り圧迫は少ない。
業績は前3月期まで営業利益が2期連続2ケタ増益から今期は29.7%減益の見通し。それでも予想1株利益20.3円、配当は年6円という内容。また、公共投資の増加を背景に下水道などの鋳鉄管需要増加から業績は上ブレ期待もある。
往年の人気銘柄であり公共投資のテーマ性も考えると夏相場で注目される存在だろう。とくに、前日を上回る出来高となっていることから2006年以来となる300円台乗せが見込めそうである。
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