6日前場は、NYダウ216ドル安の割に日経平均は一時プラスに浮上し底堅かったものの、日経JASDAQ平均は3.6%安、東証マザーズ指数は10.1%安。キヤノン<7751>(東1)は前日比変わらずなど、輸出株には重さが残ったものの、長期金利が安定推移したため、住友不動産<8830>(東1)の1.1%高など不動産株が堅調。大丸松坂屋のJ.フロントリテイリング<3086>(東1)は2.6%高など小売り株も堅調。ただ、東証マザーズ市場は187銘柄中、値上がり銘柄がぷらっとホーム<6836>(東マ)の5.9%など8銘柄にとどまった。
東証1部の値上がり率1位はGSIクレオス<8101>(東1)の25.0%高となりPBR1倍未満の割安さが言われ値幅狙いの資金流入の模様、2位は東京個別指導学院<4745>(東1)の8.4%高となり出生率回復と伝えられたことが好感されたようで戻り高値、3位は合同製鐵<5410>(東1)の7.5%高となりPBR0.3倍台は評価不足とされて原料市況の低下など材料に急反発、4位は石塚硝子<5204>(東1)の5.8%高となり晴天続きでガラスビン注目とされ高値更新となった。
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2013年06月06日