■5月は7%増加し単月では過去最高の受注
旭化成<3407>(東1)は10日、住宅事業会社・旭化成ホームズの月次受注速報(5月の請負住宅月次受注速報・金額ベース)を発表。前年同月比で7%増加し、期初からの累計(4、5月累計)では前年同期間比10%の増加。5月単月では過去最高の受注となった。2012年5月から13ヵ月連続の増加になる。
同社は5月下旬に都市型3階建て住宅シリーズ(重量鉄骨システムラーメン構造)に、「邸宅」スペックを装備した新製品をラインアップし、販売目標は年間100棟(販売エリアは関東、東海、関西、山陽の一部、九州北部)としている。
株価は5月23日の758円を高値に調整相場となり、7日に一時623円まで下落。本日は急反発となり、終値は663円(22円高)だった。テクニカル観測では、下値メドや上値メドになる75日移動平均を7日に割っただけで切り返したため、下値確認の安心感が強まった形。PERは12倍台のため市場平均より割安水準にある。
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2013年06月10日