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2013年06月22日

【狙い場・買い場】ダイヘンは電力広域系統運用の拡大、小売参入の全面自由化、発送電分離関連で浮上

狙い場・買い場 配電機器や大型変圧器など電力機器や溶接機・メカトロニクスなどを手がける、ダイヘン<6622>(東1)に、注目したい。自民参院選公約で、今後3年間、再生可能エネルギーの最大限の導入を促進する。エネルギー政策をゼロベースで見直し、電力システム改革(広域系統運用の拡大、小売参入の全面自由化、発送電分離)を断行と伝わったことから、大証2部の田淵電機が連日の年初来高値更新、サニックスが出直る動きを強めるなど、太陽光発電関連の一角が見直されている。中でもダイヘンの場合、田淵電機同様、太陽光発電用電力変換装置向けパワーコンディショナーを手がけており、騰勢を強める可能性が高い。

 足元の業績、今3月期売上高は970億円(前期比6.2%増)、営業利益は45億円(同50.8%増)、経常利益は45億円(同23.6%増)、純利益は30億円(同28.5%増)と2ケタ増益を見込む。年間配当は7円を予定している。

 株価は、5月20日に年初来の高値470円と買われた後、6月6日安値353円まで調整を挟んで上昇。日足では5日移動平均線が25日移動平均線を上抜きミニゴールデンクロスを形成し、高値奪回を視野に入れている。外国人持株比率は11.1%と比較的低く、外部環境の影響は軽微と見られることから、売り圧力は小さい。夏本番を前に、省エネ関連として人気化する可能性が高く、好狙い目となろう。(株式評論家・摩周湖)

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