6月は世界各地で異常気象が相次いだ。中国南部やヨーロッパ東部では記録的な高温になり、一方、ロシア中部では中旬に大雪になった。南米やヨーロッパ西部では大雨になり、ヨーロッパではドイツ、チェコ、ポーランドなどで大雨による洪水が発生し、被害額はドイツだけでも1兆3000億を越える見込みになっている。インドでは例年より1カ月早く全域が雨季に入り、インド北西部の雨量は平年の3倍にもなっている。梅雨は日本独自のものではなく、インド洋から東南アジアにつながるモンスーンの一環である。インドの雨季の始まりが早いということは日本にも影響を与え、梅雨明けが例年より早まる可能性が高くなってきた。梅雨入り後の雨量が少なく、水不足が心配されているが、6月の雨量が例年より多くなったのは瀬戸内海沿岸と北陸であり肝心の水源地帯にはまとまった雨が降っていない。このまま梅雨が早く明ければ夏の水不足がより深刻になる恐れがある。
一方、梅雨明けが早い時にはレジャー関連が好調になる傾向があり、株高や景気上昇ムードの中で人の動きが活発になるだろう。人が動けば物が動き、金が動くようになる(気象予報士&経済評論家・村山貢司)
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