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2013年07月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルは5月高値2740円に接近、検査ラボの全国展開や規模拡大を推進、投資指標は割安

 受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)の株価が水準を切り上げて戻り歩調の展開となっている。5月の高値(2740円)を試す可能性があるだろう。

 受託臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業なども展開している。

 事業基盤拡大に向けてM&Aも活用し、受託臨床検査事業では検査ラボの全国展開や規模拡大を推進するとともに、北海道、本州、九州での子会社再編などで収益構造改善に取り組んでいる。また食品衛生検査事業は「食の安全」意識の高まりが市場拡大の追い風であり、医療情報システム事業では電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取り組みを強化している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比2.8%増の973億円、営業利益が同7.0%増の71億円、経常利益が同4.6%増の73億円、純利益が同7.9%増の40億円としている。受託臨床検査事業は競争激化などで受託価格が下落する見込みだが、クリニック市場や病院市場などでの新規顧客開拓、子会社の一段の経営効率化などの効果に加えて、食品衛生検査事業の市場拡大も寄与する見込みだ。

 株価の動きを見ると、6月6日の2302円をボトムとして反発し、足元では2500円〜2600円近辺まで水準を切り上げている。7月12日と16日には2620円を付ける場面があり、5月の年初来高値2740円に接近している。今期好業績見通しを再評価して戻り歩調のようだ。

 7月17日の終値2596円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS188円36銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2389円83銭で算出)は1.1倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって反発し、13週移動平均線も突破した。強基調に回帰した形であり、5月の高値2740円を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析