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2013年08月13日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】マーベラスAQLは年初来高値更新、好業績評価で上値追い

 総合エンタテインメントのマーベラスAQL<7844>(東1)の株価は今期(14年3月期)好業績を評価して年初来高値を更新し、堅調に推移している。自律調整を交えながら上値追いが期待される。

 11年10月にマーベラスエンターテイメント、AQインタラクティブ、ライブウェアの3社が統合し、オンラインゲーム開発などのオンライン事業、家庭用ゲーム機向けソフト開発などのコンシューマ事業、アニメ映像商品やミュージカル公演などの音楽映像事業を展開している。

 マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス戦略を基軸とする総合エンタテインメント企業として、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでいる。13年1月にはゲームソフト開発のエンタースフィアを子会社化し、3月には米社からオンラインゲーム事業を事業譲渡によって取得した。

■第1四半期は大幅増益、第2四半期を増額修正

 8月7日発表の第1四半期(4月〜6月)連結業績は前年同期比46.2%増収で、利益は同3.1倍営業増益、同3.4倍経常増益、同3.5倍最終増益だった。オンライン事業は新規タイトルのリリースに伴う初期費用の増加で営業減益だったが、コンシューマ事業は5月発売のPS−VITA向けソフト「ヴァルハラナイツ3」の好調などで大幅営業増益だった。

 同時に第2四半期累計(4月〜9月)見通しを増額修正した。コンシューマ事業で反動減を見込んでいた前期発売ソフトのリピート受注が想定以上に好調なことが主因である。修正後の第2四半期累計予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が45.9%、営業利益が76.5%、経常利益が78.9%、純利益が79.3%と高水準であり、再増額の可能性があるだろう。

 通期見通しについては下半期の情勢が不透明として前回予想を据え置き、売上高が前期比13.8%増の200億円、営業利益が同24.5%増の29億円、経常利益が同24.3%増の28億90百万円、純利益が税負担正常化で同7.8%減の17億70百万円としている。コンシューマ事業が想定以上に好調なことに加えて、オンライン事業でも主力の「ブラウザ三国志」などが堅調である。新規タイトルも寄与して通期増額の可能性が高いだろう。

 なお5月24日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を100株に分割し、単元株数を100株とする。株式分割後の配当予想は年間12円(期末一括)となる。

 株価の動きを見ると、第2四半期累計の増額修正を好感する形で8月9日に6万9300円まで上伸する場面があり、3月の高値6万8500円を突破して年初来高値を更新した。その後は全般地合い悪化も影響して上げ一服の形だが、自律調整の範囲であり好業績を評価する流れに変化はないだろう。

 8月12日の終値6万200円を指標面(10月1日の株式分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS3311円19銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1200円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2万6円82銭で算出)は3.0倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形であり、自律調整を交えながら上値追いの展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:31 | アナリスト水田雅展の銘柄分析