大幸薬品<4574>(東1)は19日引け後、期初時点で未公表としていた第2四半期(4月〜9月)累計期間の予想を発表した。
売上高は前年同期に比べ21.2%増の40億円、営業利益は同2.0倍の11億円、純利益は同85.1%増の8億5000万円。
同社は先に発表した第1四半期業績が大幅な増収益であったことから第2四半期業績も好調が見込まれていたが、感染管理が大きく伸びたことから大幅増収増益を見込んだ。
医薬品事業では、特に香港・中国市場での出荷拡大と、円安効果が寄与し、感染管理事業では中国での鳥インフルエンザ報道を背景に需要の増加で、売上が大幅伸長していることから、前年同期に比べ利益の大幅増額要因となった。
通期業績予想については、今後のインフルエンザ等感染症の発生動向、流通在庫の推移、広告宣伝の追加実施、本社機能移転に伴う追加コスト発生など、不確定要素が多いと理由で、従来予想を据え置いた。
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2013年08月19日