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2013年08月30日

【狙い場・買い場】サンエーは株式分割落ち後安値は割安再修正へ好仕込み場

狙い場・買い場 サンエー<2659>(東1)は、8月28日に株式分割(1対2)の権利を落として理論株価水準でもみ合い、実質的に年初来高値水準で推移しているが、株式分割から再度、割安修正に発進する展開は有力で、好仕込み場となろう。沖縄県の流通最大手として積極的にフランチャイズ(FC)を契約して業態展開し、業績の連続の過去最高更新となっているためで、今年8月早々に締結した良品計画<7453>(東1)との「無印良品」にライセンス・ストア契約なども、業績・株価の押し上げ効果を発揮しよう。同社と同様に28日に株式分割の権利を落としたカカムコム<2371>(東1)ネオス<3627>(東1)が、落ち後安値から急騰していることも連想が働く見込みだ。

 同社はショッピングセンター、スパーマーケット、家電、ドラッグストア、外食、コンビニエンスストアと他業態展開、その業態ごとにマツモトキヨシホールディングス<3088>(東1)エディオン<2730>(東1)ローソン<2651>(東1)、東急ハンズ(東京都渋谷区)などとFC契約して新規出店、業容の厚みを増し業績の拡大を図ってきた。

 前2月期業績は、長梅雨と台風などの気候要因による沖縄本島全店の休業、営業時間短縮などで下方修正し前々期の過去最高純利益から減益転換したが、今2月期業績は増益転換を予想、純利益は、60億9800万円(前期比9%増)と前々期の過去最高(62億8000万円)に迫る。7月に発表した今期第1四半期(1Q)業績は、増益転換して順調な利益進捗率を示しており、今秋に開店10周年で改装するショッピングセンター「西原シティ」内に「無印良品」の新規出店を計画していることなどから業績上ぶれ期待も高まる。

 株価は、1Q業績開示で5000円台を回復して続いて発表した株式分割を歓迎して年初来高値5200円まで買われ、スンナリ分割権利を落とした。実質は年初来高値水準で推移しているが、株価水準は半値と手掛けやすくなっており、PER12倍台の割安修正に拍車を掛けよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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