■自動車部品大手メーカー(カナダ)の作業請負スタート、事業拡大による効率化・物流量の増大など今後へ備え
業績好調が続くキムラユニティー<9368>(東1)は、米国子会社KIMURA,INCでの新倉庫建設、増資による資金調達を決めた。
同子会社は現在、北米で、鉄製パレットの製造・販売を中心の事業展開を行っているが、事業規模の拡大と収益基盤の強化、安定を視野に、得意分野であるロジスティクス事業の拡販に積極的取組みを進め、7月にはカナダの大手自動車部品メーカーMAGNAグループの「DRIVE社」(Drive Automotive Industries of America,Inc.)と倉庫内物流作業の請け負い契約を結び作業を開始している。
こうした状況を踏まえ、今後の物流作業の効率化並びに物流量の増大への備え、さらには、新たな作業領域の拡販、新規顧客の獲得へ向けた対応として、土地を取得し新倉庫を建設する運びとなったもので、当面の用途としては、自動車ボディー・シャーシー用プレス部品の入出庫、並びに保管用倉庫として活用する。なお、着工は今秋10月、完成14年5月、稼動7月の予定。
新倉庫建設に伴う設備投資の内容は、土地・建物(北米・サウスカロライナ州グリーンビル内:土地32万平方メートル・建物2万平方メートル、投資額:約10,000千ドル(邦貨約10億円)。キムラユニティが全額出資する。
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2013年09月30日