
5月に295円と買われたものの、大台達成はならず上値に対するシコリ感を印象づけた。ただ、その後の調整では26週線を切ることなく、高値圏でのモミ合いが続いている。
9月中間期を増減額している。売上は有機微粒子ポリマーの好調で21億円増額したが、生活分野の価格改定の遅れで営業利益は4000万円減額した。しかし、経常利益、純益とも大きく増額している。
現時点での今3月期営業利益24億円(前期11億5200万円)は達成できるものとみられる。むしろ、値上げが浸透すれば上振れる可能性もある。配当は既に2円増配の年6円を予定している。
本格的な動きは11月上旬とみられる9月中間決算発表を待ってからとみられる。下値不安の乏しいことと、通期業績の上振れを期待すれば利回り2.1%水準の株価は待ち伏せ狙いできるだろう。
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