
2013年3月期から15年3月期までを対象とする第二次中期経営計画を昨年9月に発表し、「すべての企業を世界につなぐ言葉のコンシェルジュ」という経営ビジョンのもと、言葉に関する事業領域の拡大による新たな価値創造を推進。企業のグローバル展開に伴う翻訳・通訳需要の獲得に努め、昨年9月に連結対象としたISSグループの業績が順調に推移し、14年3月期第1四半期売上高は20億8200万円(前年同期比49.8%増)、営業利益は7500万円(同97.2%増)、経常利益は7300万円(同94.7%増)、純利益は3700万円(同91.9%増)と大幅増収増益着地と好調。14年3月期営業利益は4億7000万円(前期比11.1%増)で最高益を更新する見通し。
株価は、9月17日に年初来の高値7800円と買われた後、10月9日安値4320円まで調整を挟んで10月10日高値5190円と上昇。その後、もみ合いとなっている。今3月期第1四半期決算が好調で、通期最高益更新が見込まれており、11月6日に予定される今3月期第2四半期決算の発表に対する期待感がある。25日移動平均線の乖離率は、−7%以下で買いサインが出ており、目先日足一目均衡表の基準線の6060円を突破するか注目されよう。(株式評論家・信濃川)
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