テラ<2191>(JQS・売買単位100株)の戻り高値更新後の小幅調整場面は好狙い場だろう。去る、21日に3530円と買われ、9月30日の3470円を抜いて戻り高値を更新した。22日は3280円と調整だが、調整というよりも戻り高値更新後の一服といえる動きだろう。30日線も着実に上昇基調にある。そして、なによりも週足チャートの形が抜群と言ってよいほどすばらしい。
また、マーケットの物色のホコ先ということでも、為替など不透明な輸出関連よりアベノミクス成長戦略にマッチした内需関連に向いていることもある。
主力のガン治療『樹状細胞ワクチン療法』が提携機関との提携が好調に拡大している。さらに、今春には、
『ヘリオス』(旧日本網膜研究所)に資本参加しiPS関係にも意欲をみせている。
バイオベンチャーに多くみられる業績赤字についても同社の場合は黒字を継続している。
2009年上場で東大発バイオベンチャーとして、同社の将来性は高く評価され期待することができる。上場時始値300円に対し上場来高値は今年5月の4970円である。このことからも上場後に同社株に対する評価が急速に高まっていることがうかがえる。
ガン治療の本命的存在とみる向きもあり先行きの株価ということでは1万円の可能性も膨らんでくるものとみられる。足元では高値4970円が目処だろうが、中長期投資ならいっそう妙味があるだろう。個人投資家の資産形成の有力銘柄として注目したい。(甘栗)
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