
オフィス家具商社大手で、学校教材・システム首位の内田洋行<8057>(東1)は、11月6日(水)前日と変わらずの286円。教育関連でテーマ性があり、今期大幅増益見込みでチャート妙味が増すほか、配当利回りなど見直し余地が広がり、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。
足元の業績、政府が掲げる教育分野のICT(情報通信技術)強化戦略を追い風に、公共関連事業分野では、引き続きICT分野での伸長を図るほか、補正予算案件での確実な受注獲得に努めるなど、収益を確保する。情報関連事業分野では、不採算案件の終息に伴う利益率向上、またオフィス関連事業分野でも原価低減、コスト削減の効果を見込み、今7月期売上高は1350億円(前年同期比5.3%増)、営業利益は15億円(同65.6%増)、経常利益は17億円(同38.2%増)を予想。投資有価証券売却益がなくなり純利益は7億円(同28.8%減)を見込む。年間配当は10円を予定している。
株価は、3月12日に年初来の高値326円、5月22日高値324円と買い直された後、6月7日安値239円、8月1日安値250円と下値を確認し、10月7日高値293円と上昇。その後、小幅もみ合いで日柄調整を続けているが、PBR0.49倍と割り負け、配当利回り3.4%と利回り妙味もソコソコあり見直し余地はある。日足では25日移動平均線がサポートしており、底堅い動きとなっており、待ち伏せ買い妙味が膨らもう。(N)
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