
11月6日に今3月期第2四半期決算を済み。オンライン事業で北米で配信したタイトルを不採算タイトルとして一括償却を行ったが、コンシューマー事業で自社販売部門が好調、アミューズメント部門ではキッズ向けアミューズメント筐体の「ポケモントレッタ」がすこぶる好調に加え、音楽映像事業が堅調で、売上高は95億8500万円(前年同期比21.3%増)、営業利益は13億6500万円(同23.5%増、経常利益は13億8500万円(同35.6%増)、純利益は同8億6000万円(同33.4%増)と2ケタ増益増収着地。営業利益は8月7日に上方修正した11億1000万円(同0.4%増)予想を2億5500万円上回っており、通期業績予想の上ブレも十分期待出来る。
株価は、8月9日に分割前の高値693円と買われた後、10月8日に分割後の安値476円まで調整を挟んで10月28日に分割後の高値657円と上昇。11月8日安値525円と下げて出直る動き。週足一目均衡表の雲の上限が下支えしており、トレンドは崩れていない。コンシューマー事業で米国子会社が好調なことから、欧州の展開に期待が持てる状況で来3月期も2ケタ増収増益と高い伸びが観測されている。目先下値が確認されており、押し目買い優位に高値奪回から上値を伸ばすと期待されよう。(株式評論家・信濃川)
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