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2013年11月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は急騰後も堅調推移、好業績評価して上値追う展開

 新和内航海運<9180>(JQS)の株価は、10月下旬の急騰後も高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して上値追いの展開だろう。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社である。鉄鋼メーカー向け原料炭・石灰石・鋼材、電力向け石炭、建設向けセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業やLPGタンクローリー等輸送事業なども展開している。

 今期(14年3月期)連結業績見通し(10月25日に2回目の増額修正)は売上高が前期比8.0%増の205億80百万円、営業利益が同56.2%増の18億30百万円、経常利益が同49.8%増の17億60百万円、純利益が同41.0%増の11億円としている。主力の内航海運事業で電力・セメント・鉄鋼関連の輸送量が増加し、運行効率向上や諸経費圧縮などの効果も寄与する。

 大幅増益だった第2四半期累計(4月〜9月)の通期見通しに対する進捗率は、売上高が49.1%、営業利益が49.7%、経常利益が50.1%、純利益が57.9%である。期後半も復興関連需要の本格化や景気回復に伴う粗鋼生産量増加などが予想され、通期3回目の増額の可能性もあるだろう。

 株価の動きを見ると、10月は概ね450円〜480円近辺で推移したが、10月25日の業績見通しと配当予想の増額修正を好感して動意付き、11月1日の565円まで急伸した。その後11月11日の511円まで一旦反落したが、足元では切り返しの動きを強めて540円近辺まで戻している。利益確定売りをこなしながら上値を窺う動きのようだ。

 11月27の終値540円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS102円10銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は1.0倍近辺である。月足チャートで見ると12年4月と5月の520円を上抜いて強基調への転換を鮮明にしている。好業績を評価して上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:13 | アナリスト銘柄分析