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2013年11月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスは急騰の調整一巡、再度、急伸へ

 システム開発のフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価が急騰した。目先的には乱高下の展開となりそうだが、収益改善を評価する流れに変化はないだろう。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月1日付で持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業と電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開し、スマートフォンを利用した法人向けソリューションの強化、電子決済ソリューションの新製品投入、プロジェクト管理徹底などで収益改善に取り組んでいる。

 11月7日発表の今期(14年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の業績(非連結)(10月15日に増額修正)は、売上高が前年同期比3.0倍の10億88百万円、営業利益が1億55百万円(前年同期は1億16百万円の赤字)、経常利益が1億37百万円(同1億23百万円の赤字)、純利益が1億38百万円(同1億24百万円の赤字)だった。

 セグメント別に見るとC&S事業は売上高が3億06百万円で同10.3%減収だったが、サービス事業の売上高が7億82百万円で同39倍増と急増した。新製品のマルチ電子決済端末「インクレディスト」の大型案件を納入し、営業損益も黒字化した。

 通期の見通しについては10月1日付の持株会社移行に伴い、従来の非連結ベース見通しを10月15日に連結ベース見通しに変更して、売上高が19億円〜20億円(前期の非連結は9億96百万円)、営業利益が1億15百万円〜1億65百万円(同1億36百万円の赤字)、経常利益が1億円〜1億50百万円(同1億83百万円の赤字)、純利益が94百万円〜1億40百万円(同2億05百万円の赤字)とした。

 新製品のマルチ電子決済端末「インクレディスト」の大型案件が寄与して収益が大幅に改善する見込みだ。通期見通し上限値に対する非連結ベースの第2四半期累計の進捗率は、売上高が54.4%、営業利益が93.9%、経常利益が91.3%、純利益が98.6%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 株価の動き(10月1日付で株式100分割)を見ると、10月15日の第2四半期累計業績の増額修正、そして11月7日の第2四半期累計の業績発表を好感して動意付き急騰した。発表前の10月11日終値451円から10月28日の756円まで急伸し、その後一旦反落したが、11月7日終値638円から11月26日には3920円まで急騰する場面があった。さすがに過熱感が強く、11月28日は2650円まで急反落して乱高下する展開だ。

 11月27日の終値2150円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の上限値のEPS16円51銭で算出)は148倍近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮したBPS14円62銭で算出)は168倍近辺である。目先的には過熱感が強く乱高下の展開となりそうだが、収益改善を評価する流れに変化はないだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:06 | アナリスト水田雅展の銘柄分析