
足元の業績、今3月期第2四半期は、商事部門で冷凍・チルド商品、酒類が好調、畜産が成豚の取り扱い数量の増加、食肉価格が高値で推移。ホテル部門は景気の回復基調を背景に、一般の利用客が順調に推移。不動産部門が利益貢献し、売上高は539億5300万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は9億2000万円(同17.3%増)、経常利益は10億6600万円(同18.0%増)、純利益は7億1600万円(同3.0倍)に着地。純利益は中間期計画を2億1600万円上回り好調に推移。通期業績予想の上ブレが視野に入る。
株価は、9月17日につけた年初来の高値278円から11月6日安値230円と調整。同20日安値227円と売り直されて下値から出直りつつある。9カ月移動平均線がサポートしており、中長期的なトレンドは崩れていない。今期予想PER10倍台・PBR0.48倍と割安感があるほか、配当利回りは3.85%と利回り妙味も増す。全般相場は底上げ機運が高まっており、出遅れ銘柄を物色する流れが徐々に強まると期待されることから、待ち伏せ感覚で注目したい。(N)
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