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2013年12月07日

【経営者の言葉】京写の児嶋一登社長

■京写は片面プリント配線板を月間で東京ドーム10個分生産の世界No1力で中期計画において業績飛躍

経営者の言葉 月間で東京ドーム約10個分の『片面プリント配線板』を生産する世界No1の京写<6837>(JQS・売買単位1000株)は、内外景気好転と積極的な省人化投資によって今3月期は営業利益35.5%増益の見通し。

京写の児嶋一登社長 さらに、中期経営計画においていっそうの飛躍を見込んでいる。同社の児嶋一登社長は、「成長への5つの戦略で取組んでいます。(1)LEDなど環境対応の成長分野において技術的優位性を発揮し差別化を推進する『環境対応戦略』、(2)片面板市場において圧倒的トップシェアの獲得を目指す『ボリュームゾーン戦略』、(3)国内で技術を確立し、海外での生産拡大を図る『グローバル戦略』、(4)技術革新、コスト対応力の強化により収益力の向上を図る『収益力強化戦略』、(5)基板・実装関連に次ぐ第3の事業としての確立を目指す『新規事業戦略』、の5つです」という。

 既に、海外売上比率は60%と国内を上回りグローバル展開が進んでいる。香港、中国広州、インドネシア、タイ、アメリカの連結子会社が力をつけているためだ。さらに、中期経営計画での最終年度の2016年3月期には海外比率は70%と高まる見通しである。

 その中期経営計画最終年度の2016年3月期について児嶋社長は、「売上高200億円(2013年3月期149億8100万円)、営業利益率6.0%(同3.7%)が目標です」と、好調見通しを明らかにしている。

 営業利益率6%で計算すれば、2016年3月期の営業利益は12億円となって2013年3月期比で2.16倍となる。1株利益でも50円以上(前期22.1円)が予想され、配当についても児嶋社長は、「これまで内部留保を優先してきたので株主還元には前向きに考えていきたい」と強調している。現在の年5円配当からの増配が期待できそうだ。

 株価は5月に急伸、415円と買われたあとは週足・終値でみればほぼ210〜280円でモミ合っている。モミ合い期間は6ヶ月が経過し調整は十分で今期及び中期見通しの好調を評価して上放れが見込めるだろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | 経営者の言葉