

既に、海外売上比率は60%と国内を上回りグローバル展開が進んでいる。香港、中国広州、インドネシア、タイ、アメリカの連結子会社が力をつけているためだ。さらに、中期経営計画での最終年度の2016年3月期には海外比率は70%と高まる見通しである。
その中期経営計画最終年度の2016年3月期について児嶋社長は、「売上高200億円(2013年3月期149億8100万円)、営業利益率6.0%(同3.7%)が目標です」と、好調見通しを明らかにしている。
営業利益率6%で計算すれば、2016年3月期の営業利益は12億円となって2013年3月期比で2.16倍となる。1株利益でも50円以上(前期22.1円)が予想され、配当についても児嶋社長は、「これまで内部留保を優先してきたので株主還元には前向きに考えていきたい」と強調している。現在の年5円配当からの増配が期待できそうだ。
株価は5月に急伸、415円と買われたあとは週足・終値でみればほぼ210〜280円でモミ合っている。モミ合い期間は6ヶ月が経過し調整は十分で今期及び中期見通しの好調を評価して上放れが見込めるだろう。
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