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2013年12月10日

テラ 本日(10日)の取締役会において、全額出資の子会社「テラファーマ株式会社」を設立することを決議

■日本初の免疫細胞医薬品として樹状細胞ワクチン『バクセル(R)(Vaccell)』の承認を目指す

 テラ<2191>(JQS)は、本日(10日)の取締役会において、テラ全額出資の子会社「テラファーマ株式会社」を設立することを決議した。今後、子会社であるテラファーマを通じて、日本初の免疫細胞医薬品(がん治療用の再生医療等製品)として樹状細胞ワクチン『バクセル(R)(Vaccell)』の承認を目指す。

 再生医療・細胞治療は、アベノミクス成長戦略において重点分野に位置付けられ、特にiPS細胞を用いた臨床研究については、世界で初めて実施される等注目されている。今年の11月20日には、第183回通常国会より継続審議されていた「薬事法等の一部を改正する法律案」及び「再生医療等の安全性の確保等に関する法律案」が成立し、再生医療・細胞治療を取り巻く環境が大きく変化している。

 その様な状況の中で、同社は、がんワクチンの一つである樹状細胞ワクチン療法等の技術・ノウハウを、大学病院をはじめとした全国32ヶ所の医療機関に提供している。既に契約医療機関における累計症例数は約7,300症例(2013年9月末現在)に達し、これらの臨床実績をもとにエビデンスの強化を図っている。特に膵がん、肺がん、胆道がんについては、樹状細胞ワクチン療法の臨床成績が欧米の著名な学会誌に掲載されている。4月には、九州大学と共同で開発した大量増幅培養技術(特許出願中)を用いた細胞医薬品製造のためのフィージビリティスタディを開始しており、現在、日本初の免疫細胞医薬品として、同社の樹状細胞ワクチン『バクセル(R)(Vaccell)』が「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」における承認を得るための取り組みを推進している。

 再生医療・細胞治療を取り巻く環境が大きく変化する中で、着実に積み重ねてきた臨床実績及び研究成果並びに、高品質で安定的な細胞を培養する技術・ノウハウを強みとし、日本初の免疫細胞医薬品としての承認を目指し、開発及び事業化の検討を加速させるため、本日、テラファーマを設立することを決定した。

【テラファーマの概要】
所在地:東京都港区赤坂一丁目12番32号
代表者:代表取締役社長 矢ア雄一郎
主な事業内容:医薬品、医療機器、再生医療等製品等の研究、開発・試験、製造、売買及び輸出入に係る調査及び企画等
資本金:1億円
設立年月日:2014年1月中(予定)
決算期:12月31日
大株主及び持株比率:テラ株式会社100%

>>テラのMedia−IR企業情報

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:58 | IR企業情報