17日は、NYダウの急反発129ドル高を好感し日経平均は125円高と急反発したものの、自動車株をみるとホンダ<7267>(東1)が0.7%高と堅調な半面で富士重工業<7270>(東1)は0.4%安などと値動きはマチマチ。日経平均は朝方急伸したまま高値圏で小動きに終始。連動性の強いソフトバンク<9984>(東1)は1.7%高の150円高、ファナック<6954>(東1)は1.7%高の280円高など値幅のみ目立つ相場。このためか材料株物色が活発で、学情<2301>(東1)は需給妙味が強いため9日発表の好決算と増配が引き続き材料視されて続伸7.5%高、大幸薬品<4574>(東1)はノロウィルス対策や中国の鳥インフルエンザ報道などを材料に4.8%高、昨日まで4日間急落のミクシィ<2121>(東マ)は後場16.0%ストップ高の急反発。ガーラ<4777>(JQS)はゲーム株急騰人気の根強さを示すように4日ぶり急反発の28.7%高。
本日、新規上場となったアズマハウス<3293>(JQS)は買い気配で始まる好発進となり、9時16分に公開価格1600円に対し10%高の1760円で売買成立。その後1887円まで上げ、前引けは1680円。
東証1部の値上がり率1位はショットモリテックス<7714>(東1)の13.0%高となり昼前に液晶検査用などの高輝度LEDなどを発表したことが材料視されて急動意、2位は前出・学情<2301>(東1)の続伸7.5%高、3位はポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>(東1)の6.9%高となり新年1月8日現在の株主に1対2分割を期待戻り高値を更新した。
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2013年12月17日