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2013年12月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピーエイは戻り一服だが下値は切り上げ、求人広告需要の回復が追い風で出直り歩調

 求人情報誌発行や求人サイト運営のピーエイ<4766>(東マ)の株価は戻り一服の展開だが、下値は着実に切り上げている。出直り歩調に変化はないだろう。求人広告需要の回復が追い風であり、きっかけ次第で動意付く可能性もあるだろう。

 東北・関東・信越および北陸地域で紙媒体の無料求人情報誌「JOBPOST(ジョブポスト)」を発行し、web求人サイト「JOBPOST(ジョブポスト)web」や「Jobee(ジョビー)」を強化している。13年3月には「JOBPOST(ジョブポスト)web」の群馬県版・栃木県版・山梨県版のサービスを開始して営業エリアを拡大した。一方では、求人広告事業に経営資源を集中するため13年4月にフリーマガジン「トクッピ」(新潟県版・長野県版)を譲渡した。

 今期(13年12月期)連結業績見通しは、売上高が前期比25.1%増の16億円、営業利益が同43.1%増の2億円、経常利益が同31.7%増の2億円、純利益は震災補償金や税効果会計の一巡で同14.8%減の1億90百万円としている。

 情報サービス事業は営業エリアにおける求人広告需要が好調に推移する。子会社アルメイツが展開する人材派遣事業も受注回復傾向を強めているようだ。営業エリア拡大に伴う新規営業所開設やテレビ・ラジオCMなど販管費増加を増収効果で吸収する。有効求人倍率の上昇など産業界の人手不足感が強まっており、求人広告需要は増加基調である。営業エリア拡大も寄与して来期(14年12月期)の収益拡大が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、10月21日の戻り高値280円から反落して11月15日に直近安値となる210円まで急落する場面があった。ただし8月安値191円まで下押す動きは見られず、すぐに切り返して230円台に戻している。戻り一服の展開だが下値は着実に切り上げているようだ。

 12月17日の終値227円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円67銭で算出)は12〜13倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS74円58銭で算出)は3.0倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。下値を着実に切り上げており、出直り歩調に変化はないだろう。きっかけ次第で動意付く可能性もありそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:03 | アナリスト水田雅展の銘柄分析