
まず、『2年続けて50%を超える高い伸びが期待できるだろうか』、ということがある。可能性ゼロとは言えないだろうが、個別銘柄でも難しいことだけに全体相場を表す指数が連続大幅高は過去にも例がなく、かなり難しいといえる。
過去のケースでは、大幅高した翌年の指数は10%程度の上昇率となっている。仮に、2014年の日経平均を2ケタ上昇とみればリーマンショック前の2007年2月につけた1万8300円ていどが目処となってくる。既に、NYダウがリーマンショック前水準を抜いているため、日経平均も可能性として高い。さらに、それ以上の日経平均2万円を期待するには、アベノミクスの真価次第といえるのではなかろうか。
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