株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2014年01月06日

【引け後のリリース】三菱重工がマカオで全自動・無人運転の交通機関

■ゴムタイヤ方式の低騒音型、東京湾「ゆりかもめ」でも実績

引け後のリリース、明日の1本 三菱重工業<7011>(東1)は6日、マカオ北部(出入国検査場)からタイパ島までの全長約21kmをゴムタイヤ方式の全自動無人運転車両(APM:Automated People Mover)で結ぶ都市交通機関の追加車両48両のほか、車両増に伴うメンテナンス設備の追加および車両のメンテナンス(最大10年間)などを受注したと発表した。

  発表によると、2011年3月にLRTの車両110両などを受注したのに次ぐもので、APMは、完全自動運行システムで無人走行し、ゴムタイヤ走行方式を採用するため、運行が滑らかで騒音が低いという特長を持つ。同社はマカオ向けの合計158両のほか、都市交通向けとしては2010年に東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)向けに新造車両108両を受注し、シンガポール向けでは2013年に追加受注した16両を含めて計57両などの実績がある。また、米国、香港、シンガポール、韓国、ドバイの空港向けにも納入実績がある。

 株価は2013年5月に765円まで上げ、その後は500円台から600円台で中段保ち合いを形成。PERは20倍に近いためやや割高感があるものの、値動きは堅調でPERに対する抵抗感は薄れてきつつあるようだ。

◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:27 | 株式投資ニュース