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2014年01月08日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルは11月高値に接近、強基調に変化なく好業績を評価して上値追い

 受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)の株価は、自律調整が一巡して11月高値に接近している。強基調に変化はなく好業績を評価して上値追いの流れだろう。

 臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業なども展開している。事業基盤拡大に向けてM&Aも活用し、臨床検査事業ではクリニック・病院市場での新規顧客開拓、グループ子会社の経営合理化などで収益構造改善を推進している。食品衛生検査事業は「食の安全」意識の高まりが追い風であり、医療情報システム事業では電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取り組みを強化している。

 13年12月には中国・上海における合弁会社(上海千麦博米楽医学検験所有限公司)の設立を発表した。現地で臨床検査センター運営の実績を持つ上海千麦医療投資管理有限公司、および上海新虹橋国際医学中心建設発展有限公司との3社合弁で14年2月の設立予定だ。高齢化が進む中国でも臨床検査受託事業を展開する。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比2.8%増の973億円、営業利益が同7.0%増の71億円、経常利益が同4.6%増の73億円、純利益が同7.9%増の40億円としている。臨床検査事業ではクリニック・病院市場での新規顧客開拓、ピロリ菌関連検査やアレルギー検査など重点検査項目の拡販、子会社の第一岸本臨床検査センターの経営合理化効果などが寄与する。通期見通しに対する第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率は高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、自律調整を挟みながら高値を更新する強基調の展開が続いている。11月26日の高値3595円から12月25日の3315円まで一旦は反落したが、12月30日に3565円、1月6日に3560円まで上伸して11月高値に接近している。証券優遇税制廃止に伴う需給不安が後退して自律調整が一巡した形だろう。

 1月7日の終値3515円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS188円36銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2389円83銭で算出)は1.5倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形で強基調に変化はなく、自律調整が一巡して上値追いの流れだろう。4000円台が視野に入る。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析