■中国国内における賃貸用ワンルームマンションの居住環境及び市場ニーズを調査
陽光都市開発<8946>(JQS)は、1月11日に中国国内における賃貸用ワンルームマンションの居住環境及び市場ニーズを調査するため、中国賃貸用マンション開発の先駆者であり、中国主要都市においてワンルーム開発・管理事業で急成長している魔方(中国)連鎖服務式公寓集団を訪問した。
魔方(中国)連鎖服務式公寓集団は2009年の創業以来、アメリカの投資ファンドである華平投資集団(Warburg Pincus)から約1億米ドルの支援を背景に賃貸用マンション事業を展開している。現在では管理戸数7,000戸まで事業規模を拡充させており、今期はさらに20,000戸まで伸ばしていく計画があるなど、中国賃貸用マンション業界においてNo.1の経営規模を誇っている。 昨年10月には、陽光都市開発の取締役である呉文偉氏が董事長を務める上海徳威企業発展有限公司からの紹介により、投資ファンドの責任者とともに陽光都市開発のワンルームマンション「グリフィンシリーズ」を視察している。日本でのワンルームマンションの実態や陽光都市開発が横浜・川崎エリアに集中して開発してきたマンションの品質や特徴、管理方法などについて協議を行った経緯から今回の訪問視察となった。
魔方(中国)連鎖服務式公寓集団のビジネスモデルは、長期借上システムを採用してある程度まとまった戸数を一括で借り上げ、新築同様の内装にリノベーションを行い入居希望者に貸し出すモデル。特徴としては、従来の中国国内で一般的なタイプに加え、昨年の「グリフィンシリーズ」の視察経験を活かし、バス・トイレ別、設備も品質の高い製品を使用するなど日本式のワンルームマンションの提供を積極的に強化している。また、居住者の安全性を考えたセキュリティシステムの導入、独自のソーシャル・ネットワーク環境を整備することにより居住者の生活利便性を高め付加価値を向上させるなど、大都市圏に生活環境を求める若年層のニーズをいち早くとらえた賃貸用マンションを提供している。さらには、管理戸数の増加に伴い、入居者が必要とする情報や生活必需品を提供できる機会が大幅に増えることから、管理事業から派生した新たなビジネス機会の創出・事業領域の拡大を目指す計画。
陽光都市開発が管理をしている「グリフィンシリーズ」においても、昨年から入居者によるコミュニティ環境の整備、より良いサービスの提供を積極的に進めている。今回の訪問を参考に、入居者へのサービス強化、事業領域の拡充を進める。さらには、中国大都市圏において陽光都市開発独自の特徴を持ったワンルームマンションの供給可能性を模索し、新たな事業機会の獲得・海外事業の強化について検討を進めるとしている。
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2014年01月24日