■新築投資用マンションの一部引渡し(36戸中23戸)を行う
陽光都市開発<8946>(JQS)は13日、今期14年12月期第1四半期連結業績を発表した。
今期は、1棟売却契約を締結している新築投資用マンションの一部引渡し(36戸中23戸)を行ったことで、大幅増収増益となった。
第1四半期業績は、売上高5億63百万円(前年同期比115.7%増)、営業利益60百万円(同74.8%増)、経常利益50百万円(同101.6%増)、純利益46百万円(同105.9%増)。
なお、当第1四半期連結会計期間において新たに連結の範囲に含めた柏雅資本集団控股有限公司(BELGRAVIA Capital Group Holdings Limited)(香港)、柏雅酒店管理(上海)有限公司、上海柏雅投資管理有限公司は、みなし取得日を当第1四半期連結会計期間の末日としているため、当該3社の業績は、当第1四半期連結累計期間の業績には含まれていない。
今通期連結業績予想は、売上高17億60百万円(前期比67.1%増)、営業利益1億29百万円(同22.6%増)、経常利益1億円(同66.0%増)、純利益90百万円(同62.8%増)と大幅増収増益を見込む。
株価の動きを見ると、全般地合い悪化も影響して水準を切り下げたが、4月11日の取引時間中に付けた146円から反転の動きとなり、4月17日には前日比7円(4.30%)高の170円まで上伸する場面があった。しかし、5月に入り150円台と伸び悩んでいる。
5月13日の終値153円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS7円50銭で算出)は20.4倍、実績PBR(前期実績の連結BPS19円92銭で算出)は7.6倍である。底値圏であることから、収益改善基調を評価して出直り展開だろう。
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2014年05月14日