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2014年05月14日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモトは高値更新の展開、好業績を評価して上げ足加速

 建設機械レンタル大手のカナモト<9678>(東1)の株価は高値更新の展開だ。短期的な自律調整が一巡したようだ。建設関連ビッグプロジェクトが目白押しで中期的に事業環境は良好である。今期(14年10月期)業績見通しの増額修正は濃厚であり、好業績を評価して上げ足を加速しそうだ。

 建設機械レンタルを主力として、海外向け中古建設機械販売、土木・建築工事用鉄鋼製品販売、IT機器・イベント関連レンタルなども展開している。北海道を地盤に東北、関東、中部、近畿、九州にも営業拠点網を拡充して全国展開を加速し、12年6月に道路建機レンタルと道路工事施工のユナイトを子会社化するなど、グループ戦略やアライアンス戦略も強化している。

 14年4月には、環境保全設備や地下施設建設機械などの製造・レンタルを手掛ける子会社のKGフローテクノが、中国・上海に現地法人を設立した。中国で需要拡大が見込める環境保全設備や地下施設建設機械の事業展開を推進する方針だ。

 今期(14年10月期)の連結業績見通し(12月11日公表)は売上高が前期比6.0%増の1175億円、営業利益が同10.0%増の125億30百万円、経常利益が同9.2%増の120億90百万円、純利益が同4.1%増の60億50百万円としている。震災復興関連工事、防災・減災・耐震化関連工事、老朽化インフラ補修・更新関連工事、都市再開発関連工事、激甚災害現場の復旧工事などが活発であり、営業拠点網拡充などの営業強化策も寄与して建設機械レンタル需要が高水準で推移する。

 大幅増収増益だった第1四半期(11月〜1月)の通期見通しに対する進捗率は売上高が28.2%、営業利益が45.1%、経常利益が47.0%、純利益が55.3%と高水準だった。通期見通し増額修正は濃厚だろう。20年東京夏季五輪やリニア中央新幹線など建設関連ビッグプロジェクトが目白押しであり、中期的に事業環境は良好だ。

 株価の動きを見ると、3000円〜3200円近辺の短期モミ合いから上放れ、4月21日に3420円を付けて3月11日の3390円を突破した。その後も5月1日に3490円、そして5月13日には3520円まで上伸して高値更新の展開だ。好業績を評価する動きだろう。

 5月13日の終値3480円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS167円87銭で算出)は20〜21倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は0.9%近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS1513円49銭で算出)は2.3倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの上昇チャネルに回帰した形だ。高値圏での短期自律調整が一巡して上げ足を加速しそうだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析