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2014年05月16日

【株式評論家の視点】フランスベッドHDは14年3月期大幅増益、15年3月期も高水準、株価に見直し余地

<銘柄の見所>

株式評論家の視点 フランスベッドホールディングス<7840>(東マ)は、5月15日(木)1円高の1189円と3営業日続伸している。15日大引け後、同社は2014年3月期決算を発表した。

 前14年3月業績は、メディカルサービス事業、インテリア健康事業が好調持続。訪問介護事業で事業構造改善費用を計上したが、総じて堅調に推移し、売上高548億9100万円(前の期比8.0%増)、営業利益27億9900万円(同37.0%増)、経常利益27億8400万円(同37.9%増)、純利益13億9700万円(同23.5%増)とほぼ当初計画通りに着地した。

 今15年3月期業績予想は、売上高550億円(前期比0.1%増)、営業利益27億円(同3.5%減)、経常利益27億円(同3.0%減)、純利益14億円(同0.2%増)とほぼ横ばいを見込んでいる。年間配当は4円50銭を予定している。

 株価は、昨年5月に248円と買われた後、同6月安値177円と調整。その後、本年2月4日に年初来安値180円と売り直され下値圏でもみ合っている。三輪自転車型のシニア向け電動車椅子の販売や、栃木県那須塩原市に、要介護度の低い高齢者がフィットネス感覚で利用できるデイサービスセンター「悠悠いきいき倶楽部(くらぶ) カワチ薬品黒磯店」の開設など期待材料を内包しているほか、配当利回り2.3%と利回り妙味もソコソコあり、大きく下押す可能性は低い。突飛高する株価習性があり、ここからの押し目は注目されそうだ。(株式評論家・信濃川)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:59 | 株式評論家の視点