
足元の業績、今2014年3月期業績予想は、2020Target「売上高1000億円目標」の達成に向け、成長戦略に舵を切り次期中計の取り組みを前倒しで推進。主に海外伸長、コンサルティング事業の拡大とM&Aの効果を見込み、売上高620億円(前期比2.0%増)、営業利益38億円(同5.0%増)、経常利益35億円(同5.0%増)、純利益は14億円(同3.1%増)と増収増益を確保する見通し。年間配当は15円を予定している。
株価は、1月21日につけた年初来の高値2480円から5月21日に年初来の安値1242円と5割調整。値幅調整を経て出直る態勢となっている。政府が「50年後(2060年代)に人口1億人程度を維持する」との中長期の国家目標を設けることが明らかになっており、少子化対応策への期待から物色の矛先が向かう可能性が高い。今期予想PER12倍台と割安感があり、上値抵抗線の25日移動平均線を突破し、騰勢を強めるか注目されよう。(N)
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