株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2014年06月19日

【じっくり投資コーナー】電気化学工業は電気自動車など時流に乗る電子部材に注目、2ケタ増益

じっくり投資コーナー 電気化学工業<4061>(東1)は、6月18日(水)5円高の373円と続伸している。リチウムイオン電池関連など、テーマ性のある材料株が物色されている流れに沿う。高熱伝導性の基板や絶縁シート等、電気自動車や風力発電等の環境分野においても使用拡大が見込まれる電子部材を取り扱っている同社が見直される可能性があり、中長期的な視点で注目したい。

 2015年3月期業績は、インフラ・無機材料部門、電子・先端プロダクツ部門が好調が続く見通しで、売上高4000億円(前期比6.2%増)、営業利益250億円(同17.8%増)、経常利益235億円(同14.1%増)、純利益180億円(同32.6%増)と2ケタ増益と見込む。年間配当は10円を予定している。

 株価は、1月6日の年初来高値433円から3月25日に年初来の安値333円まで100円調整。5月7日安値337円と売り直され下値確認から6月3日高値380円と上昇。その後、もみ合いとなっている。物質・材料研究機構(NIMS)や山形大学など研究機関との連携や電子材料技術ベンチャーとの資本提携強化、超高純度アセチレンブラック製造設備新設など、「成長分野への資源集中」と「次世代製品開発」に対する期待感がある。今期予想PER9倍台と割安感があり、配当利回り2.6%と利回り妙味がソコソコあり、見直し余地が広がる。24カ月移動平均線がサポートしており、中長期で高値奪回から上値を試そう。(N)

◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51 | 注目銘柄