
―創業されたのは昭和何年でしょうか。

2014年8月期の売上は35億3500万円で前期比の伸び率は19.7%、営業利益は前期比31.2%増の1億6300万円と、売上及び利益とも好調見通しである。
売上の中心はインナーウエアである。ワコールなどのメーカーから仕入れ、インターネットを介して個人に販売するeコマース事業である。
―インナーウエアに特化されているのはどのような理由ですか。
池上社長・・・『インアーウエアはアウターウエアと違い、外から見えない特性上、シーズンごとに変わる流行に大きく影響されず、天候などの季節要因のないのが特徴です。当社の取扱アイテム数はレディス、メンズ合計で約1万1000点あります。ワコール、トリンプなどの国内ブランド、エンポリオ アルマーニなどの海外ブランドにCOMUSEなどの自社ブランドで合計80ブランドです』。
会員数は50万人を誇り、しかもリピータ−の多いのが強みという。
―どのようにされて顧客の信頼を獲得されているのですか。
池上社長・・・『感動が当社のテーマです。電話応対から包装まで、すべてにお客様に喜んでいただき感動していただくことをいちばんに掲げています。それによって信頼が生れます。とくに当社では、一部代金後払い方式を採っていますが、信頼関係によって未収金は希少です』。
―今後の目標をお聞かせください。
池上社長・・・『京都発のインナーウエア販売の有力企業として海外にも目を向けたいと思っています。とくに、今回の上場でいっそうの信用度も加わるため年率20%の売上伸長と会員数100万人を目指して取組んで行きます』。
今期予想1株利益は27.1円、配当は「未定」としているが、有配が期待できそうだ。私のモットーは、「歩きながら考える」、「実行第一」です、という池上社長。株価の出直りは近そうだ。
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