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2014年06月21日

【狙い場・買い場】阪和興業に出遅れ間強まる、業績も好調

狙い場・買い場 独立系の鉄鋼商社の阪和興業<8078>(東1)は、6月20日(金)5円高(+1.22%)の415円と5営業日続伸している。積極的な投資活動に対する期待感があるほか、業績好調で続伸が見込まれ割安感があり、出遅れ感が顕著で水準訂正高が続くと予想されることから、中長期的な視点で注目したい。

 足元の業績、今2015年3月期業績予想は、復興需要を含めたインフラ投資の本格化や民間建設の活況、各方面でのオリンピック効果が見込まれることを背景に鉄鋼事業、金属原料事業、非鉄金属事業の好調が続く見通しで、売上高1兆7500億円(前期比4.0%増)、営業利益198億円(同21.8%増)、経常利益175億円(同19.1%増)、純利益106億円(同34.2%増)と2ケタ増益の続伸を見込む。年間配当は12円を予定している。

 株価は、1月16日につけた年初来高値576円から4月11日に年初来安値358円と調整。2カ月にわたり400円割れで下値を固め出直る動きとなっている。インドネシアのニッケル銑鉄製造プラントへ出資。特殊金属屑・チタン屑のリサイクル加工販売業の昭和メタル(株)に追加出資。水産物卸売業、水産物加工製造業の丸本本間水産株式会社を子会社化など積極的な投資活動は、中長期で業績に寄与する見通しで中長期的な視点で注目される。今期予想PER8倍台・PBR0.72倍と割安感があり、配当利回り2.8%と利回り妙味もソコソコある。下値不安も少なく、13週移動平均線を突破しており、リバウンド相場入りが期待されそうだ。(N)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34 | 注目銘柄