■モバイル端末の活用で基幹業務の効率化、スピード化を実現
クレスコ<4674>(東1)は、市場や企業のニーズを的確につかみ、新たな事業を創造するべく、10名の精鋭SEからなる技術研究所を設け、顧客との共同研究を積極的に行っている。共同研究を通して得られた成果を「知的財産」として蓄え、技術の横展開とストックビジネスを目指している。
既に、具体的な成果として表れた製品が登場している。SAP社が提供するERPシステム(受発注や販売管理、物流管理、生産管理、会計などを統合管理するシステム)を社外でも活用できるモバイル化支援ソリューションのMobick(モビック)である。
Mobickは、Web関連開発に用いるマークアップ言語の最新版HTML5を採用し、様々なモバイル端末に対応。基幹業務を幅広く、強力にサポートする。本ソリューションはSAP社の主力製品「SAP(R)Business Suite」に対応しており、同製品を導入、あるいは検討しているユーザーにとって、利便性の高いサービス内容となっている。
Mobickの最大の魅力は、「社外」からのシステム活用である。外出先から、各種の申請や承認を行うことができるため、スピーディな処理が可能となるほか、営業日報や、商談の状況などリアルタイムで報告できることから情報の共有化が格段に向上する。また、商品の入・出荷状況の確認や棚卸の業務にもモバイル化は威力を発揮する。
スマートフォンやタブレットPCなどモバイル端末を企業活動に導入する企業は急激に増加している。同社では、先ずは、ERPシステムを導入している企業から優先的に営業を進めており、引き合いは好調。
Mobickの導入を皮切りに、同社が主力とするシステムインテグレーション分野への案件拡大も可能であることから、ソリューションビジネスの起爆剤になることを期待したい。
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2014年06月26日
クレスコ SAPアプリケーションをモバイル化するソリューション「Mobick」を開発
【新製品&新技術NOWの最新記事】
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:10
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