■通期については、当初予想を据え置いていることから株価の反応は鈍い
日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は30日、第1四半期業績と、第2四半期の上方修正を発表した。
今期15年3月期第1四半期連結業績は、売上高26億32百万円(前年同期比28.5%増)、営業利益2億39百万円(前年同期△27百万円)、経常利益1億98百万円(同△67百万円)、純利益1億11百万円(同△66百万円)と大幅増収増益で黒字転換となった。
当初予想を上回る好業績で推移していることから、第2四半期の大幅な上方修正も発表した。第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を2億80百万円上回る51億円(前年同期比22.3%増)、営業利益は前回予想を2億円上回る3億円(同614.2%増)、経常利益は2億10百万円上回る2億10百万円(前年同期△45百万円)、純利益は1億30百万円上回る1億20百万円(同△20百万円)と利益面では大幅な上方修正により大幅増収増益を見込んでいる。
しかし、今期通期連結業績予想については、当初予想を据え置いているため、第2四半期の利益面での大幅な上方修正にもかかわらず、株価の反応は鈍く、9時19分現在で9円高の373円となっている。
同社の骨接合材、人工関節の需要は拡大傾向にあることから、今後も業績は順調に推移するものと思われる。
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2014年07月31日
日本エム・ディ・エム 第1四半期の業績が予想を上回ったことから、第2四半期の上方修正を発表
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31
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