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2014年07月31日

【決算】イワキは今期第2四半期業績予想を上方修正したことで、株価急騰

決算情報

■皮膚科領域が7割である岩城製薬にとって、猛暑は追い風

 イワキ<8095>(東1)は、7月7日に今期14年11月期第2四半期連結業績予想の上方修正を発表したことから、翌8日には年初来の最高値264円と出来高を伴い急騰した。しかし、通期業績予想の上方修正を発表されなかったこともあり、その後の株価は220円台で推移している。

 第2四半期業績の上方修正となった要因は、医薬品事業と化成品事業の業績が好調であったことによる。

 同社グループの事業は、医薬品、医薬品原料・香粧品原料、化成品、食品原料・機能性食品、その他に分けられている。中でも、特に順調であった医薬品事業と化成品事業の業績を見ると、医薬品事業の第2四半期の売上高は前年同期比4.7%増の87億44百万円、営業利益は同190.6%増の1億42百万円と増収大幅増益であった。化成品事業の売上高は同1.0%増の38億29百万円、営業利益は前年同期の△26百万円から68百万円と黒字転換となった。

 2事業が好調であったことから、第2四半期連結業績は、売上高267億36百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益6億14百万円(同28.1%増)、経常利益5億81百万円(同4.2%増)、純利益3億18百万円(同7.0%減)と当初予想を売上高で2.8%、営業利益で53.5%、経常利益で35.3%、純利益で27.6%上回る好業績となった。

 配当に関しては、14年7月10日で創業100周年を迎えたことから中間配当3円に、記念配として1円50銭を加え、4円50銭とすることを発表している。通期では7円50銭となる。

 7月24日に第2四半期の決算説明会が行われた。今期増収大幅増益と絶好調の医薬品事業について、岩城製薬の代表取締役社長伊藤龍雄氏は、「実はものすごく数量が伸びています。現実は予想した以上に受注をいただいています。我々が予想していましたのは、薬価改定の約5%ダウンを加味し生産量は125%ほどで対応しなければならないだろうと設備投資を行ってきました。ところがここに来まして、当初の冷夏予想とは全く逆に猛暑となっていますので、皮膚科領域が7割である当社にとっては、追い風となっています。そのため、実質130%以上の生産量となっています。上期に、チューブ充填機を導入し、下期にはローション充填機を入れる予定です。当社は、軟膏、クリーム、ローションといった3製剤が大半ですが、これに加えて、錠剤の注文も増えています。そうすると更なる設備投資をせざるを得ない状況であります。来期については、今期ほどの設備投資にはならないにしても、色々と計画していたものを早めに投資する必要がでていますので、今年以上の設備投資が必要だと思っています。」と語った。

 イワキグループ全体での今期の設備投資額は、11億円を見込んでいて、前期の7億52百万円を大きく上回っている。

 今期14年11月期通期連結業績予想は、売上高530億円(前期比1.0%増)、営業利益10億円(同0.8%減)、経常利益11億円(同4.7%減)、純利益6億50百万円(同13.9%減)と増収減益を見込んでいる。

 しかし、第2四半期の利益面での大幅上方修正にもかかわらず、通期業績予想を前回予想通りに据え置いていることから、今期通期業績予想はかなり保守的な数字と思われる。

 ジェネリック医薬品の需要はますます高まることが予想されるうえに、前期赤字であった化成品事業が第2四半期で黒字転換していることから、通期での上方修正も期待できる。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:35 | 決算発表記事情報