◆日経平均の終値は1万5320円31銭(154円19銭安)、TOPIXは1263.53ポイント(12.66ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億660万株
5日後場の東京株式市場は、中国の7月PMI(HSBC購買担当者景気指数)が不振と伝えられたため、日経平均の先物が次第に値を消して現物株を重くする展開とされ、本日四半期決算を発表のため期待されて強かったトヨタ自動車<7203>(東1)が何度も軟調転換したほか、14時に発表した大成建設<1801>(東1)はクッキリ軟化するなど、総じて冴えないまま日経平均は大引け間際に160円66銭安の1万5313円84銭まで下落した。本日の売買から信用規制が発動されたミクシィ<2121>(東マ)は14時過ぎから下げ足を速めてストップ安。連動して昨日まで活況だったKLab<3656>(東1)やコロプラ<3668>(東1)も急落。代わって空中結像技術のアスカネット<2438>(東マ)などが活況高。昨日四半期決算を発表したあすか製薬<4514>(東1)や不動テトラ<1813>(東1)などは高い。
東証1部の出来高概算は22億660万株、売買代金は1兆9894億円。1部上場1817銘柄のうち、値上がり銘柄数は325(同751)銘柄、値下がり銘柄数は1381(同870)銘柄だった。
また、東証33業種別指数は医薬品1業種のみ高く(前引けは8業種が値上がり)、値下がり率の低い業種はサービス、情報・通信、鉱業、石油・石炭、電力・ガス、輸送用機器、など。値下がり率上位は、水産・農林、その他金融、倉庫・運輸、機械、などだった。
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2014年08月05日