
同社は、主力のインターネットメディア事業の拡大に向け、その中核を成すソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」におけるサービスとソーシャルゲームの拡充を行うと共に、ユーザーの利用拡大に取り組んでいる。前2014年6月期業績は、売上高1290億円(前の期比15.3%減)、営業利益380億円(同21.8%減)、経常利益393億円(同26.2%減)、純利益200億円(同11.2%減)を見込む。配当金は現在未定で開示が可能になった時点で、速やかに明らかにする予定。
株価は、2月19日につけた年初来の高値1242円から5月21日安値814円と調整。7月22日安値807円と売り直され底値確認から8月1日高値885円と上昇。850円割れで下値を固め出直る動き。 前14年6月期第3四半期において、米国、カナダ及び韓国スタジオの海外事業が四半期ベースでの黒字化を達成。国内における新規タイトル開発が着実に進展していることから、今15年6月期はスマートフォン向けで有力パートナーとの連携強化とプロダクト力の強化により「GREE Platform」の成長推進で、業績が上向くと期待される。前期予想PER10倍台割安感があり、信用取組倍率0.88倍の好需給となっており、リバウンド相場入りの可能性もありそうだ。(N)
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