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2014年08月12日

【決算】クレスコは「信頼と成長」を掲げ第1四半期は2ケタ増収大幅増益

決算情報

■主力の金融・保険分野の売上高が前年同期比で22.5%増

 クレスコ<4674>(東1)の今期15年3月期第1四半期連結業績は、売上高58億10百万円(前年同期比14.7%増)、営業利益3億80百万円(同72.5%増)、経常利益4億43百万円(同53.9%増)、純利益3億58百万円(同95.3%増)と2ケタ増収大幅増益。

 同社の事業は、ソフトウェア開発事業(金融・保険分野、公共・サービス分野、流通・その他分野)、組込型ソフトウェア開発事業(通信システム分野、カーエレクトロニクス分野、情報家電等・その他の分野)、商品・製品販売の3つに分けられる。

 ソフトウェア開発事業の売上高は、48億21百万円(同12.1%増)であった。その内訳は、金融・保険分野22億46百万円(前年同期比22.5%増)、公共・サービス分野12億90百万円(同15.1%増)、流通・その他分野12億85百万円(同4.4%減)であった。

 組込型ソフトウェア開発事業の売上高は、9億72百万円(同30.2%増)。内訳は、通信システム分野2億38百万円(同0.6%増)、カーエレクトロニクス分野3億14百万円(同73.1%増)、情報家電等・その他分野4億19百万円(同28.0%増)とカーエレクトロニクス分野が大幅増収となった。

 商品・製品販売は15百万円(同18.9%減)であった。

 単体での事業別の概要は、ビジネス向けソフトウェア開発については、全般的に受注が増加した。中でも特に、金融、公共サービスが伸長した。また、スマートフォン、タブレットPC関連の案件も増加した。更に、AWS(アマゾンウェブサービス)をベースとした基盤システム構築案件を獲得した。

 組込型ソフトウェア開発では、国内メーカー向けのカーエレクトロニクス関連の開発量が急増した。機能安全ビジネス及び近距離無線通信関連も案件が増加した。スマートフォン及びデジタルテレビ関連開発は案件規模が拡大した。

 オリジナル製品・サービス関連については、SAP業務アプリケーションのモバイル化を実現する「モビック(Mobick)」を6月16日から販売を開始した。AWSをベースとしたクラウドソリューションの「クレアージュ」については、活用事例の横展開を行うと共に、サービスメニューを充実している。オンラインストレージサービスの「インテリジェントフォルダ」は、販売代理の支援とシステムインテグレーションの推進を行っている。既に80社に導入済みである。

 第1四半期の売上高・受注高・受注残高の過去3年の推移は、売上高は13年43億36百万円、14年50億65百万円、15年58億10百万円と順調に拡大している。受注高も、13年47億57百万円、14年52億29百万円、15年58億81百万円と順調に伸びている。受注残高は、13年31億19百万円、14年29億28百万円、15年35億41百万円と一旦減少するが今期は大幅に伸びている。

 今期通期連結業績予想は、売上高239億円(前期比8.5%増)、営業利益16億50百万円(同15.4%増)、経常利益18億円(同7.3%増)、純利益10億80百万円(同14.7%増)と増収増益で最高益更新を見込む。

 同社は、「メインITソリューションパートナーを目指す」ことと、「ワンストップ・ソリューションを提供する」ことの2つをビジョンとして掲げている。今期は、次世代クレスコの仕上げに入る段階であり、計画の実行とレビューを通して、更なる収益性の改善と企業価値の増大に向け、重点施策の具現化を推進している。

 重点施策としては、「技術と品質のクレスコ」の推進と技術研究所の強化、組込み関連事業の再構築と新ビジネスモデル創出、グループ連携強化による収益性の改善と企業価値の増大、ニアショア開発・オフショア開発の推進、クラウド関連ソリューションの展開の5つを掲げている。

 昨年来の業績推移をみると、これまでの様々な取組みが着実に成果に結びついているようだ。今後の持続的な成長に期待したい。

>>クレスコのMedia−IR企業情報

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:37 | 決算発表記事情報