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2014年11月06日

【狙い場・買い場】日進工具は今期業績を増額修正、ゴルデンクロス示現

狙い場・買い場 日進工具<6157>(JQS)は、今3月期第2四半期・通期業績予想を上方修正し割安感があり、スマートフォン関連として水準訂正高が期待されることから注目したい。

 同社は、自動車及びデジタル家電向け超硬エンドミルに特化し、切削工具の製造販売を行っている。今3月期第2四半期売上高は従来予想の33億2000万円から35億4800万円(前年同期比15.6%増)、営業利益は同5億4000万円から7億1600万円(同49.0%増)、経常利益は同5億6000万円から7億5200万円(同50.3%増)、純利益は同3億3500万円から4億8300万円(同49.4%増)と増額。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動を想定していたが、スマートフォンの新製品向け関連等に牽引され、売上高が順調に推移したほか、増産による稼働率が向上したことが寄与した。

 通期売上高は従来予想の67億6000万円から70億円(前期比9.1%増)、営業利益は同11億3000万円から12億8000万円(同19.7%増)、経常利益は同11億6000万円から13億3000万円(同20.1%増)、純利益は同7億1500万円から8億2000万円(同18.0%増)に増額し、過去最高益を更新する見通し。年間配当は同25円から30円(前期実績は記念配当10円を上乗せの60円)に増額する予定。今期は10月1日付で1株につき2株の株式分割を行っている。

 株価は、9月29日に年初来の高値1421円と買われた後、10月10日安値1170短期調整を挟んで同27日高値1360円と上昇。モミ合いとなっている。海外では中国などでスマートフォンの新製品向けの需要が大きく増加している。中国の国内スマートフォンメーカーも品質向上を図っており、同社製品の需要先が拡大傾向にあり、スマートフォン関連として注目度は高い。今期予想PER10倍台と割安感があるほか、13週移動平均線がサポートした感があり、高値奪回から一段高へ向かうか注目したい。(N)

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